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天下茶屋跡地プロジェクト

「背景」

 

昔はご近所のお付き合いも密接で、顔の見える・会話のあるコミュニティが自然にあり、ちょっとした事でも大きな問題になる前に見つける事ができました。

子育ての悩みや、近所の子どもを地域の大人達が見守るなど、自然に地域で解決できやすい社会でした。

今では、地域のコミュニティも薄れ、インターネットや携帯端末の普及により、情報がすぐに入って来やすいというメリットのある反面、顔が見えにくい関係が増え、逆に孤立しやすいという危険性が含んだ社会になっています。

 

 

子育て世代のママ達は、悩みをインターネットで調べ、上辺の解決策にすがり、逆に抱え込み、孤立してしまう。何が正しいのか解らず、自信を失ってしまう。

 

子どもたちも、LINEやメールの普及により、信じる事への恐怖を抱え孤立しやすい一面を抱えこんでいます。又、昔より複雑な人間関係と、いい子でいなければという社会のプレッシャーは、子どもたちの信号を見づらくさせ、いじめや犯罪に巻き込まれやすい環境であるとも言えます。

本当の自分が出せない環境、本当の自分に向き合えない環境は、悩み事を抱え込みやすく、そして、置き換えと負の連鎖を生みます。

心から信頼・尊敬出来る人に出会いづらくなった社会。

 

 

地域に何でも相談しやすい居場所があれば、きっと大きな問題になる前に、小さな目を摘み取る事が出来るのではないか。この、プロジェクトは、そういう想いの中スタートしました。

 

子育て中のママには、気軽に立ち寄れ、気軽に相談出来、そして、育児の疲れから少し開放される一時保育を。又、ママ同士や地域の方々、子どもたちと、気軽に交流が出来るカフェの常設。

ファミサポ研修を終えた地域の方々みんなでサポート出来る仕組みを。

 

子どもたちには、放課後一人でもふらっと来やすい居場所を作る事で、誰にも言えない悩み事を打ち明けられる誰かがいる居場所に。

時には、宿題を見てくれる人がいたり、一緒に遊べる歳の離れた誰かがいたり、怒られたり、笑いあったり、、、お互いに、本当の自分に戻れる場。

 

 

歳や性別や、性格、生まれなどの小さな違いにこだわらない顔が見え、対話がいつもそこにあるコミュニティが、育った地域にある事は、子どもたちの人間力を育み、大人になっても、この地域に誇りをもち、そして、心を受け継ぎ、次の世代を育んでくれるでしょう。

 

学校や公園などでは作りにくい縦の関係が、この場所では自然に勝手に生まれます。

そして、自分を見つける事で、価値観を広げ自分より小さなものや弱者に対する思いやりを生んでいきます。

 

この地域が、人に優しく思いやりのある地域になれるよう、”教育”ではなく、みんなで学び合う”共育”を大切にする居場所。

 

そんな居場所は、赤ちゃんから高齢者まで、幅広いコミュニティの場として、みんなと共に育っていくでしょう。

コンセプト

”教育”ではなく ”共育”を育む場。
小さな問題を、みんなで共に解決できる糸口として、この居場所事業を運営する。

運営ルール

この事業は「子ども権利条約」に基づき運営されます。
「子どもに優しい居場所」は、「大人にも優しい居場所」という理念の元、

誰もが気持ち良く過ごせる居場所になるように、みんなで努めます。

たったひとつの約束

「出来ない理由」を考えるのではなく、「出来る方法」を考えよう。

内容(素案)」 2015.3.31

1. 子ども支援

放課後児童クラブ

 

・読書スペースと、寺子屋
・子どもが企画、運営する地域拠点事業
・学校とのタイアップ事業
・子どもたちによる、高齢者買い物支援

など

2.子育て支援

地域子育て拠点事業

一時預かり

ファミサポ拠点事業

子育て短期支援事業

 

・地域ファミサポ100人プロジェクト

・一時預かり
・ママカフェ
・kid'sスペース
・子育て相談、研修

など

3.多世代コミュニティ支援

 

・街カフェ
・かし本
・リユースマーケット
・シャアスペース
・買い物支援
・みんなの農園と、シャア農園
・子どものお店
・多世代が参加可能な定期的なイベント(くるりんパーティー)
・新しい盆踊りの開催と、新しい盆踊りの開発
・子どもアトラクション

など

4.援助

 

・24時間子ども相談
・学校、地域住民、地縁団体との

連携促進事業

など

5.新たな地域人材育成と、地域活性化

 

・子どもや、若者、保護者など新たな地域人材の掘り起こしと、持続可能な地域運営システムの開拓
・新たな地域特産品の開発
・子安石を利用した婚活パーティー
・地域ゆるキャラ作り
・捨て犬、捨て猫などと、新たな飼い主とのマッチング事業

など

・各事業は、組織の枠を超え、各個人の力が最大限発揮できるように、各独立連携型のプロジェクトとして行われる。

・その為、各プロジェクトには、組織や団体としての参加は不可とする。個人としての参加とする。
・各プロジェクトの連携、進行調整は客観的にかつ大胆に、事務局があたる。

2015年4月9日

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